Perl:Digest::MD5
技術ドキュメント目次 -> Perl -> Digest::MD5本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。
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◆ はじめにMD5とは
MD5とは一方向ハッシュアルゴリズムのひとつです。あるデータを元にそのデータのMD5値を求めることができますが、
MD5値を元にそのデータがなにであるかを特定することはできません。
また、同じMD5値を持つ異なるデータを作成することも非常に困難であるとされています。
認証やデジタル署名でよく用いられます。
◆ Digest::MD5
Digest::MD5 とは Perl のモジュールで、MD5のハッシュ値を Perl から求められるようにするものになります。
使い方の例は次のようになりまして、
use Digest::MD5 qw(md5 md5_hex md5_base64); my $str = "This is teststring.\n"; my $md5 = md5_hex($str); print $md5 . "\n"; |
それを実行すると次のように出力されます。
$ perl test.pl 8a07c2d054c29a5fe5fc7b7e48039770 $ |
同じ文字列のMD5値を、
md5sum コマンドによって次のように求めてみても、
上記と同じ結果が出力されていることが確認できます。
$ echo "This is teststring." | md5sum 8a07c2d054c29a5fe5fc7b7e48039770 - $ |
■ Perl についての他のドキュメント
- %SIGによるシグナルの制御
- CSV等区切り文字で連結されたデータを操作(joinとsplit)
- Digest::MD5
- Digest::SHA1
- localtime()やgmtime()をスカラーで評価
- 正規表現において // の代わりに || を使用する
- 正規表現における () と (?:) の違い
- 配列・連想配列を条件に基づいてソート(sort)
■ 他のグループのドキュメント
Apache / Linux / FreeBSD / OpenSSL / Perl / HTTPプロトコル / Jakarta Tomcat / Java / NetBSD / Oracle / PostgreSQL / UNIX の C言語 / UNIX のコマンド / Windows / bind / システム運用TIPS