PostgreSQL:インストール
技術ドキュメント目次 -> PostgreSQL -> インストール本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。
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◆ はじめに
PostgreSQLをインストールする方法をまとめておきます。なお、バージョンは 7.2.1 を想定しています。
◆ インストール方法
インストールから DBの初期化までの手順は次のようになります。
(wgetコマンドで、ファイルを取得。FTPサイトは他のところでももちろんOKです。) # wget ftp://ftp6.jp.postgresql.org/postgresql/source/v7.2.1/postgresql-7.2.1.tar.gz (パッケージを展開) # tar zxvf postgresql-7.2.1.tar.gz # cd postgresql-7.2.1 (/usr/local/pgsql としてインストールする。) # ./configure --with-mb=EUC_JP # make # make install (postgres ユーザーを作成して、data ディレクトリを作る。) # adduser postgres # mkdir /usr/local/pgsql/data # chown postgres /usr/local/pgsql/data (postgres ユーザーになり、DBを初期化する。) # su - postgres $ /usr/local/pgsql/bin/initdb -D /usr/local/pgsql/data |
◆ postgresユーザーの環境設定
DBの初期化が終了したら、postgresユーザーの環境設定を行います。環境変数用の設定を行うため、~postgres/.bash_profile に下記の行を追加します。
export POSTGRES_HOME=/usr/local/pgsql export PATH=$PATH:$POSTGRES_HOME/bin export PGLIB=$POSTGRES_HOME/lib export PGDATA=$POSTGRES_HOME/data export MANPATH="$MANPATH":$POSTGRES_HOME/man export LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH":"$PGLIB" |
なお、
postgres ユーザーでログインしたままで上記の作業を行った場合など、
~/.bash_profile を読み込みなおして環境変数をセットする必要のある場合には、
次のように入力してください。
$ source ~/.bash_profile |
◆ 起動・動作確認・終了
インストールしたPostgreSQLを起動するには、postgres ユーザーで次のように ps_ctl コマンドを実行します。
$ pg_ctl start |
動作確認のために、
test という名前のデータベースを作成してみます。
$ createdb test $ psql -l |
テーブル操作が問題なくできるかの動作確認を行います。
$ psql test |
上記のようにして testデータベースに接続して、
以下のようなSQLを発行してみます。
test=# create table aaa (aa text); test=# insert into aaa values ('あああ'); test=# select * from aaa; test=# drop table aaa; |
上記までの動作確認において、問題などがおきなかったら、
テスト用の testデータベースを削除します。
$ dropdb test $ psql -l |
PostgreSQL を終了するには次のように入力してください。
$ pg_ctl stop |
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