Jakarta Tomcat:インストール(3.2.4)
技術ドキュメント目次 -> Jakarta Tomcat -> インストール(3.2.4)本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。
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◆ はじめに
Tomcat 3.2.4(ServletAPI 2.2、JSP 1.1 をサポートする。古いですけど安定版です。)を、インストールする方法をまとめておきます。
インストール方法といっても、Tomcatはそれ自体がJavaで書かれている
ので、バイナリ版を使用してのインストールが非常に簡単です。
基本的には、パッケージを解凍するだけで、GNUのソフトウェアのように
make する必要などはありません。
◆ インストール方法
tomcat 3.2.4 のインストール方法は次のようになります。
# wget http://jakarta.apache.org/builds/jakarta-tomcat/release/v3.2.4/bin/jakarta-tomcat-3.2.4.tar.gz # tar zxvf jakarta-tomcat-3.2.4.tar.gz # mv jakarta-tomcat-3.2.4 /usr/local |
◆ 起動・終了方法など
インストールしたTomcatを起動するには、次のようにします。
(bashの場合) # export TOMCAT_HOME=/usr/local/jakarta-tomcat-3.2.4 # export JAVA_HOME=/usr/local/jdk1.3.1_03 # export LANG=ja_JP.eucJP # export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH # /usr/local/jakarta-tomcat-3.2.4/bin/tomcat.sh start (tomcat.sh に実行権限がついていないときは、 chmod 755 などして、実行権限を付加しておいてください。) |
上記までの解説では、
rootユーザーの権限でtomcatを起動していますが、
一般ユーザーの権限で Tomcat を起動することももちろん可能です。
(Tomcat は、デフォルトの設定では、1024番以下のポートを使用しません。)
次のように TOCAT_HOME の所有者を変更してから起動してください。
実行するユーザーが、TOCAT_HOME 内のログディレクトリに書き込みできる必要があります。
# chown -R someusr:somegrp /usr/local/jakarta-tomcat-3.2.4 # su - someusr $ /usr/local/jakarta-tomcat-3.2.4/bin/tomcat.sh start |
なお、tomcat を終了するためには次のように入力してください。
/usr/local/jakarta-tomcat-3.2.4/bin/tomcat.sh stop |
インストールした Tomcatの動作確認を行うには、次のように、
インストールしたマシンの8080ポートにアクセスしてください。
"JSP Examples" や "Servlet Examples" から、
サンプルプログラムを用いた動作確認を行うことができます。
http://(インストールしたマシンのIP):8080/
■ Jakarta Tomcat についての他のドキュメント
- インストール(3.2.4)
- インストール(4.0.4)
- Apache と Proxyで連動(4系)
- バージョンごとのサポートAPI
- 使用するポート(3.2.4を前提に)
■ 他のグループのドキュメント
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