Jakarta Tomcat:インストール(4.0.4)
技術ドキュメント目次 -> Jakarta Tomcat -> インストール(4.0.4)本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。
【低価格SSL証明書】弊社運営の低価格SSL証明書販売サイト、翌月末払いなど請求書払いも可能。
◆ はじめに
Tomcat 4.0.4(ServletAPI 2.3、JSP 1.2 をサポート)を、インストールする方法をまとめておきます。
インストール方法といっても、Tomcatはそれ自体がJavaで書かれている
ので、バイナリ版を使用してのインストールが非常に簡単です。
基本的には、パッケージを解凍するだけで、GNUのソフトウェアのように
make する必要などはありません。(この点は、3.2.4 と同様です。)
◆ インストール方法
tomcat 4.0.4 のインストール方法は次のようになります。
# wget http://jakarta.apache.org/builds/jakarta-tomcat-4.0/release/v4.0.4/bin/jakarta-tomcat-4.0.4-LE-jdk14.tar.gz # tar zxvf jakarta-tomcat-4.0.4-LE-jdk14.tar.gz # mv jakarta-tomcat-4.0.4-LE-jdk14 /usr/local/ |
上記の例では、
JDK 1.4 LE版(JDK1.4以上の環境で動かすことを想定したパッケージ。
XMLなどのライブラリが含まれていないため、パッケージのサイズが小さい。)
を使用しています。
JDK1.3等(JDKにXMLのライブラリが含まれていない)で動かす場合には、
Standard版(jakarta-tomcat-4.0.4.tar.gz)をダウンロードして作業してください。
◆ 起動・終了方法など
インストールしたTomcatを起動するには、次のようにします。3系の Tomcat とはセットするべき環境変数が異なっている点にご注意下さい。
(TOMCAT_HOME ではなく、CATALINA_HOME です。)
(bashの場合) # export CATALINA_HOME=/usr/local/jakarta-tomcat-4.0.4-LE-jdk14 # export JAVA_HOME=/usr/local/j2sdk1.4.0 # export LANG=ja_JP.eucJP # export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH # /usr/local/jakarta-tomcat-4.0.4-LE-jdk14/bin/startup.sh |
なお、
CATALINA_HOME の所有者を、chown -R などで変更すれば、
root 以外の一般ユーザーでもTomcatを実行できる点は、3.2.4と同じです。
Tomcat を終了するには、次のように入力してください。
# /usr/local/jakarta-tomcat-4.0.4-LE-jdk14/bin/shutdown.sh |
■ Jakarta Tomcat についての他のドキュメント
- インストール(3.2.4)
- インストール(4.0.4)
- Apache と Proxyで連動(4系)
- バージョンごとのサポートAPI
- 使用するポート(3.2.4を前提に)
■ 他のグループのドキュメント
Apache / Linux / FreeBSD / OpenSSL / Perl / HTTPプロトコル / Jakarta Tomcat / Java / NetBSD / Oracle / PostgreSQL / UNIX の C言語 / UNIX のコマンド / Windows / bind / システム運用TIPS