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Windows:スパイウェア対策(Spybot - Search & Destroy)

技術ドキュメント目次 -> Windows -> スパイウェア対策(Spybot - Search & Destroy)

本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。

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◆ Spybot - Search & Destroyとは

Spybot - Search & Destroy とは、
Patrick M. Kolla氏(PepiMK Software)によって公開されているフリーのソフトウェアで、
スパイウェア・アドウェアのスキャン&駆除、免疫プログラムのインストール(Immunize)、
また、レジストリやスタートアップなどのシステムメンテナンスもすることのできる非常
に便利・強力なソフトウェアです。
日本語表示に対応しているため、操作を日本語で行うことも可能になっています。

Spybot - Search & Destroy は、
http://www.download.com/Spybot-Search-Destroy/3000-8022_4-10401314.html?tag=lst-0-1
などからダウンロードすることが可能です。

また、
Spybot - Search & Destroy の公式サイトは、
http://www.safer-networking.org/en/ となっています。

◆ Spybot - Search & Destroyのインストール

インストール作業は、
上記のサイトなどからインストーラーをダウンロードすれば、
基本的にはダブルクリックで簡単にインストールが終了します。

インストール直後の初回の起動時には、
「レジストリのバックアップを作成しますか?」といったメッセージが表示されたりしますので、
必要に応じてレジストリのバックアップを作成しておいてください。
後からレジストリアックアップを作成することも可能です。

また、インストール後に、
画面上の "Language" から言語の設定を日本語に変更すると、
日本語で操作をすることが可能になります。

◆ Spybot - Search & Destroyを使用してみる(アップデート)

インストールが終了したら、
まずは Spybot - Search & Destroy のデータベースをアップデートしましょう。
市販のウイルス対策ソフトのパターンファイルアップデートのようなイメージで、
Spybotのデータベースをアップデートをすることが可能になっています。

表示を日本語化している場合は、
画面左の「アップデート」からアップデートを行うことができます。

また、アップデートの確認は、インストール直後のみに行うのではなく、
Spybot を起動するたびに常に確認する習慣をつけておくとベターかと思います。

◆ Spybot - Search & Destroyを使用してみる(免疫化)

次に、画面左の「Immunize - 免疫」から、
ブラウザ(IE と Operaに対応) に対する免疫化(ブラウザヘルパーのインストール)を行います。

この画面から免疫化を行うことで、
既知の悪意のあるプログラムやダウンロードをブロックすることができるようになります。

※この画面からの操作は、スパイウェアに対する予防措置であって、
今後、ブラウザ経由でスパイウェアに感染しないようにするための対策になります。
すでにインストールされてしまっているスパイウェアについてはなにも行われません。

◆ Spybot - Search & Destroyを使用してみる(スパイウェアの検索&修正/削除)

画面左の「検索&修正/削除」から、
お使いのコンピューターにスパイウェアがインストールされていないかを検索し、
スパイウェアが見つかってしまった場合にはそれを修正/削除する、という操作を行うことが可能です。

ぜひ、定期的にこの機能を実行して、
スパイウェアが入り込んでいないかを確認するようにしましょう。

(数万種のスパイウェア検索を行うため、
お使いのコンピューターのスペックなどによっては、
検索が終了するまでに少々時間がかかる場合もあります。
重要な作業ですので時間がかかってもじっくり待ちましょう。)

また、
Spybotの判定ルーチンのデータベースがアップデートされた後にも、
この機能を実行しなおすようにしておくといいかと思います。

◆ Spybot - Search & Destroyを使用してみる(そのほか)

画面上の「モード」を「高度なモード」にすると、
画面左側にいろいろな情報が表示されるようになります。

レジストリのメンテ(参照されていないDLLについての情報を削除とか)や、
スタートアップの制御など、結構いろいろなことができて便利ですのでぜひお試しください。
(もちろん、自己責任で使用してください)



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