FreeBSD:perl-after-upgrade
技術ドキュメント目次 -> FreeBSD -> perl-after-upgrade本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。
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◆ perl-after-upgradeとは
perl-after-upgrade とは、FreeBSD にインストールされているパッケージの中で、
Perl に依存しているパッケージの依存情報を修正するユーティリティになります。
portupgrade -PP perl といったようにして Perl パッケージを更新すると、
そのままではPerl に依存しているパッケージ(PerlのモジュールやPerl依存のコマンド)が
正常に動かなってしまいますので、perl-after-upgrade を実行してそれらの依存情報を修正
する必要があります。
◆ perl-after-upgradeの実行例
perl-after-upgrade を実行するには、まずは次のように引数なしで perl-after-upgrade を実行します。
実行すると、Perlに依存しているパッケージの一覧情報が表示されます。
# perl-after-upgrade |
上記の確認をした後に、
perl-after-upgrade に -f オプションを付加して実行することで、
Perlに関する依存情報を修正することができ、
Perlに依存した各パッケージが正常に動作するようになります。
# perl-after-upgrade -f |
なお、Perl のアップデートの方法によっては、
use.perl を手動で実行して /etc/make.conf を更新する必要もあるかもしれません
ので、その点にご注意をお願いいたします。
■ FreeBSD についての他のドキュメント
- IPエイリアス
- freebsd-update
- md5コマンド
- perl-after-upgrade
- pkg_info
- pkg_version
- portaudit
- portupgrade
■ 他のグループのドキュメント
Apache / Linux / FreeBSD / OpenSSL / Perl / HTTPプロトコル / Jakarta Tomcat / Java / NetBSD / Oracle / PostgreSQL / UNIX の C言語 / UNIX のコマンド / Windows / bind / システム運用TIPS