FreeBSD:portupgrade
技術ドキュメント目次 -> FreeBSD -> portupgrade本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。
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◆ portupgradeとは
portupgradeとはFreeBSDにインストールされているパッケージを、簡単にアップデートすることのできるコマンドです。
インストール方法は、パッケージから入れる場合は次のようにするのもお手軽です。
リモートサイトからパッケージをダウンロードしてきてインストールするという作業が次のpkg_addコマンドで終了します。
# pkg_add -r portupgrade |
◆ portupgradeの実行例
例えば、zipパッケージをアップグレードするには次のように入力します。
# portupgrade zip |
portを使用しないで、パッケージからバイナリアップデートを行いたい場合は、
次のように -PP もしくは -P オプションを付加すすることもできます。
例えば、CPUが非常に貧弱な場合等の理由で、
大きなパッケージ(zipくらいであればたいしたことないと思いますが)をmakeするのに
時間がかかりそうなのでパッケージからインストールしたい場合などには、
このオプションを付加するのが有効になってくるかと思います。
(portは使用しないで、必ずパッケージからのインストールを行う) # portupgrade -PP zip (パッケージからのインストールをまず試みて、それができなかった場合にはportからインストールする) # portupgrade -P zip |
また、perlを portupgrade -PP perl といったようにしてアップデートした場合には、
perl を参照しているほかのプログラムとの整合性をとるために、
perl-after-upgrade を忘れずに実行するようにしましょう。
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