FreeBSD:portaudit
技術ドキュメント目次 -> FreeBSD -> portaudit本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。
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◆ portauditとは
portauditとはFreeBSDにインストールされている各パッケージに、既知の脆弱性が含まれていないかどうかを確認することのできるコマンドです。
インストール方法は、パッケージから入れる場合は次のようにするのもお手軽です。
リモートサイトからパッケージをダウンロードしてきてインストールするという作業が次のpkg_addコマンドで終了します。
# pkg_add -r portaudit |
◆ pkg_versionの実行例
portaudit は、portaudit -Fda として、-Fda オプションをつけて実行するのがオススメです。
それぞれのオプションの意味は次のようになっています。
-F 最新の脆弱性データベースをFreeBSDのサーバーからダウンロードする -d データベースが作成された日時を表示する -a 全てのインストール済みパッケージについてのレポートを表示する |
portaudit -Fda を実行すると例えば次のように表示されます。
# /usr/local/sbin/portaudit -Fda auditfile.tbz 100% of 27 kB 24 kBps New database installed. Database created: Thu Jul 21 11:10:10 JST 2005 Affected package: mysql-server-4.1.5 Type of problem: mysql-server -- insecure temporary file creation. Reference: <http://www.FreeBSD.org/ports/portaudit/eeae6cce-d05c-11d9-9aed-000e0c2e438a.html> Affected package: mysql-server-4.1.5 Type of problem: mysql-server -- multiple remote vulnerabilities. Reference: <http://www.FreeBSD.org/ports/portaudit/619ef337-949a-11d9-b813-00d05964249f.html> 2 problem(s) in your installed packages found. You are advised to update or deinstall the affected package(s) immediately. # |
上記の例では、mysql-serverに2種類の脆弱性が見つかったので、
それをできるだけ早くアップデート(もしくはアンインストール)するのが望ましいと表示されています。
パッケージのアップデートには、portupgradeを使用するのが便利かと思います。
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