Linux:RedHat系でIPエイリアス
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◆ RedHat系LinuxでIPエイリアス
IPエイリアスとは1枚のNIC(ネットワークカード)に対して、複数のIPアドレスを割り当てることをいいます。
RedHat系LinuxでIPエイリアスを実現するためには次のようにします。
まず、ある Linuxのマシンで、
そのNICに対して 192.168.1.201 というIPを1つだけ割り当てているとします。
その場合、そのマシンの /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 には次のような記述がされていると思います。
DEVICE=eth0 BOOTPROTO=static BROADCAST=192.168.1.255 IPADDR=192.168.1.201 NETMASK=255.255.255.0 NETWORK=192.168.1.0 ONBOOT=yes |
そして、その eth0 のNICに 192.168.1.202 と 192.168.1.203 という
IPアドレスをエイリアスとして追加するには、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:0 と、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:1 というファイルを、
次のような内容で用意すればOKです。
(/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:0) DEVICE=eth0:0 BOOTPROTO=static BROADCAST=192.168.1.255 IPADDR=192.168.1.202 NETMASK=255.255.255.0 NETWORK=192.168.1.0 ONBOOT=yes (/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:1) DEVICE=eth0:1 BOOTPROTO=static BROADCAST=192.168.1.255 IPADDR=192.168.1.203 NETMASK=255.255.255.0 NETWORK=192.168.1.0 ONBOOT=yes |
上記のファイルを用意した後、rebootしてIPエイリアスを有効にしてください。
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