Linux:RedHat7.1にproftedをinstallした時のメモ
技術ドキュメント目次 -> Linux -> RedHat7.1にproftedをinstallした時のメモ本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
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RedHat7.1 に ProFTPD をインストールした際のメモを残しておきます。
ProFTPDのインストールと、xinetdについての解説になります。
◆ インストール(1.2.4の場合)
基本的には、configure → make → make install の流れでインストールできます。
# cd /usr/local/src/ # wget ftp://ftp.proftpd.org/distrib/source/proftpd-1.2.4.tar.gz # tar zxvf proftpd-1.2.4.tar.gz # cd proftpd-1.2.4 # ./configure # make # make install |
◆ 設定ファイル(/usr/local/etc/proftpd.conf)の編集
次のように ServerType を変更して、inetd経由で起動するように変更します。
(変更前) ServerType standalone (変更後) ServerType inetd |
また、RedHat7.1固有の注意点になりますが、
Group の設定を nogroup から nobody に変更する必要もあります。
(RedHat7.1では、nogroupというグループが存在しないので。)
◆ xinetdの設定を追加して、xinetdを再起動
/etc/xinetd.d/ftp として次のようなファイルを追加します。
service ftp { flags = REUSE socket_type = stream wait = no user = root server = /usr/local/sbin/proftpd log_on_failure += USERID disable = no } |
上記のファイルを追加した後、xinetdを再起動することで、
xinetdがFTPに対しても機能するようになります。
# /etc/rc.d/init.d/xinetd restart |
上記までの作業で環境の構築は終了しますので、
実際にFTPでログインしてみて動作確認してみてください。
もしログインできなかった場合は、
環境固有の問題が不具合の原因になっている可能性がありますので、
/var/log/messages などを確認してみてください。
■ Linux についての他のドキュメント
- rootログインの制御(/etc/securetty)
- ipchains について
- /proc/ によるCPU情報の参照(/proc/cpuinfo)
- /proc/ によるファイルオープン上限数の制御 (/proc/sys/fs/file-*)
- RedHat7.1にproftedをinstallした時のメモ
- RedHat系でIPエイリアス
- RedHatのバージョンの確認方法
- サポートの終わったRedHat7.3にfedoralegacyのパッチをあてる
- rpmによってインストールされたファイル一覧を確認する
- rpmの依存関係を確認する
- インストールされているrpm一覧を調べる
- インストール済みファイルがどのrpmに含まれるか確認する
■ 他のグループのドキュメント
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