UNIX のコマンド:cutコマンド
技術ドキュメント目次 -> UNIX のコマンド -> cutコマンド本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。
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◆ cutコマンドとは
cut コマンドを使用すると、テキストファイルの各行から特定の箇所のみを抽出することができます。
UNIXのコマンドラインからcsvなどのテキストデータを確認しているときに、
「やっぱり一度エクセルで開きなおしたほうが確認しやすいかなぁ..」と
思うようなこともあるかもしれませんが、そのような時の作業で便利です。
◆ cutコマンド実行例
例えば、次のように入力することで、/etc/passwd ファイルから、
ユーザー名とログインシェルだけを抽出することができます。
(-d は区切り文字の指定で、省略するとタブが区切り文字になります。)
cat /etc/passwd | cut -d ':' -f 1,7 |
また、次のようにすると各行の先頭から2バイト目~5バイト目の計4文字が出力されます。
(/etc/passwd をこのように cut しても意味ないですが。。。)
cat /etc/passwd | cut -b 2-5 |
cutコマンドと sortコマンドを組み合わせると、
かなり自由度の高い文字列操作がコマンドからできますので、
ぜひいろいろ試してみてください。
■ UNIX のコマンド についての他のドキュメント
- cdコマンド
- cutコマンド
- dirnameコマンド
- ftpコマンドのバッチ処理
- loggerコマンド
- netstatコマンド
- nkfコマンド
- sortコマンド
- topコマンド
- tracerouteコマンド
- unameコマンド
- wcコマンド
- wget コマンドでミラーを取る
- whoisコマンド
- writeコマンド
- xargsコマンド(複数ファイルの一括検索で超便利)
■ 他のグループのドキュメント
Apache / Linux / FreeBSD / OpenSSL / Perl / HTTPプロトコル / Jakarta Tomcat / Java / NetBSD / Oracle / PostgreSQL / UNIX の C言語 / UNIX のコマンド / Windows / bind / システム運用TIPS