UNIX のコマンド:topコマンド
技術ドキュメント目次 -> UNIX のコマンド -> topコマンド本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。
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◆ topコマンドとは
top コマンドを使用すると、プロセスごとにOSの資源(リソース)をどれくらい使用しているか、
OSの資源(リソース)にあとどの程度の余力が残っているかを確認することができます。
次のようにして topコマンドを実行すると、
専用の画面が表示され、定期的に情報取得&表示のリフレッシュが行われます。
$ top |
◆ topコマンドのバッチモード
上記のように、topコマンドはデフォルトでは延々と処理をし続けますが、
バッチモードで topコマンドを実行すると、
指定した回数だけ topコマンドによる情報表示を行うことができるので、
スクリプトの中から topコマンドの出力値を参照したい場合などに便利です。
RedHat Linux 7.3 で、
topコマンドをバッチモードで実行して、
情報を1回だけ表示するようには次のように入力します。
$ top n 1 b |
同じことを、
FreeBSD 5.3 で行うには次のようにします。
$ top -b |
また、
RedHat Linux 7.3 で、
topコマンドをバッチモードで実行して、
情報を2秒おきに3回表示するようには次のように入力します。
$ top d 2 n 3 b |
同じことを、
FreeBSD 5.3 で行うには次のようにします。
$ top -b -s2 -d3 |
使い方によっては結構便利ですので、ぜひお試しください。
■ UNIX のコマンド についての他のドキュメント
- cdコマンド
- cutコマンド
- dirnameコマンド
- ftpコマンドのバッチ処理
- loggerコマンド
- netstatコマンド
- nkfコマンド
- sortコマンド
- topコマンド
- tracerouteコマンド
- unameコマンド
- wcコマンド
- wget コマンドでミラーを取る
- whoisコマンド
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- xargsコマンド(複数ファイルの一括検索で超便利)
■ 他のグループのドキュメント
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