ページ更新日:2024/07/28
    2024年7月31日午前1時、デジサートのCRL、OCSP(どちらも、証明書の失効情報を管理)にIPv6アドレスが追加されます。
    御社にて IPv6通信を有効にされていて、かつ、IPv6通信を制限されている場合には、
    失効情報を正しく参照できなくなりますので ファイアーウォールなどの設定をご調整いただけますようお願いいたします。
    ※発行されたSSL証明書そのものに影響はございません。
    1. 影響を受けるサービス
     以下に代表されるような弊社の全てのサービスで発行する証明書を
    お使いの場合に影響がございます。
    
    • DigiCert CertCentral
    • DigiCert CertCentral EMEA
    • QuoVadis TrustLink
    
    2. 変更点
     貴組織において、IPアドレスをベースに社内から外向きの通信について、
    ファイアーウォールなどで制限をかけている場合で、当該機能にIPv6もサポート
    している場合には、2024年 7月31日午前 1時(日本時間)までに追加作業を
    お願いいたします。追加をするIPv6のアドレスについては以下のURLをご参照ください。
    https://knowledge.digicert.com/alerts/digicert-certificate-status-ip-address
    
     今回の変更はTLSサーバー証明書のCRLならびにOCSPでTLSサーバー証明書の
    失効確認を実施している通信の際に影響がありますのでファイアーウォールの
    ルール設定でIPv4とIPv6のIPアドレス両方に制限をしている場合は対象IPを
    追加してください。
    
    以下に該当する場合には、本件の対応は不要です。
    • IPアドレスで制限をかけていないもしくはIPアドレスではなくURLで制限をかけている場合
    • IPv4のみの環境でIPv6を利用しない場合
    • IPv4で制限しているがIPv6の利用が無い場合
    
    以下のドメイン、およびサブドメインをベースとしたURLからCRLの配布、
    OCSPのサービスを提供している場合には影響はございません。
    • one.digicert.com
    • one.nl.digicert.com
    • one.ch.digicert.com
    • one.digicert.co.jp
    • one.oracle.digicert.com
    
     本件は、CertCentralでPublicとPrivateで発行された証明書に関するCRL配布点
    ならびにOCSPサーバーなどにIPv6のアドレスを追加するものです。DigiCert ONE 自体
    の当該サーバーに関するものではありませんが、DigiCert ONE に限っては、
    Publicの証明書をお使いの場合に影響を受けます。なお、どちらも発行済み証明書に
    影響はございません。
    
    3.本件に関するFAQ
    https://knowledge.digicert.com/ja/jp/alerts/digicert-certificate-status-ip-address
    
    4. 本件に関するお問合せ
    お問い合わせ先: https://www.digicert.com/jp/contact-us