ページ更新日:2025/03/02
ワイルドカード証明書は、コモンネーム(CN)を「*.ドメイン名」として発行するSSL証明書で、同一ドメインの複数サーバー名をカバーできます。
例えば、コモンネームを「*.slogical.co.jp」とした場合、以下のようなサブドメインに対応できます。
✅ 利用可能なホスト名
ワイルドカード証明書を導入すると、FQDN(サーバー名)ごとに証明書を個別更新する手間が不要 になります。
例えば、20個のFQDNを運用している場合、ワイルドカード証明書なら1枚の更新で済むため、管理コストを削減できます。
シングル証明書やマルチドメイン証明書の場合、CTログ(証明書透明性) に、登録されたFQDN(サーバー名)が公開されます。
ワイルドカード証明書は、CTログに「*.ドメイン名」と登録されるため、実際に運用しているFQDN(サーバー名)を外部から特定されにくくなります。
📌 セキュリティの観点で重要!
シングル証明書・マルチ証明書 → CTログにFQDNが記録され、攻撃者にサーバー構成を知られる可能性がある
ワイルドカード証明書 → *.example.com の形式で記録され、具体的なホスト名が隠れる
以下のSSL証明書がワイルドカード対応しています。