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【SSL証明書】FAQ/情報

BIMI・VMC・CMC(認証マーク証明書)とは?メールでブランドロゴを表示する仕組み

ページ更新日:2026/06/04

BIMI(ビミ、Brand Indicators for Message Identification)は、メール受信者の受信トレイに送信者のブランドロゴを表示できる規格です。
Gmail Apple Mail および Yahoo(米国) など主要メールクライアントで対応が進んでおり、フィッシング対策とブランド浸透の両面で注目されています。

BIMIとVMC・CMCの関係

BIMIでブランドロゴを表示するには、認証局が発行するマーク証明書(VMC または CMC)が必要です。
VMC(Verified Mark Certificate、認証マーク証明書)は商標登録済みのロゴを審査・認証して発行され、Gmailでは青色チェックマークも表示されます。商標登録がない場合は、1年以上継続使用しているロゴで取得できるCMC(Common Mark Certificate、コモンマーク証明書)でもロゴ表示が可能です(CMCは青チェックなし)。いずれもBIMIのDNSレコードに公開することでロゴ表示が有効になります。

用語 説明
BIMI メール受信者の受信トレイに送信者ロゴを表示するための業界標準規格
VMC BIMI対応の認証済みロゴを保証する証明書(認証局が商標登録を確認して発行)。Gmailで青色「認証済み」チェックマークが表示される
CMC 商標登録がなくても、1年以上継続使用しているロゴ(継続使用マーク)等で取得できるBIMI用証明書。青チェックは付かずロゴのみ表示(2024/10時点で主にGmailが対応)
DMARC なりすましメール対策の認証プロトコル。BIMIの必須要件
SVGロゴ SVG Tiny P/S形式に準拠したブランドロゴ。VMC審査・BIMI表示に使用

VMCとCMCの違い

BIMIで使うマーク証明書には、商標登録済みロゴ向けの VMC(Verified Mark Certificate、認証マーク証明書) と、商標登録がなくても取得できる CMC(Common Mark Certificate、コモンマーク証明書) の2種類があります。価格はどちらも同額です。

項目 VMC(認証マーク証明書) CMC(コモンマーク証明書)
対応するマーク 登録商標/政府公認マーク 1年超の継続使用マーク(prior use mark)/登録商標を改変したマーク
Gmail 青チェック ○ 表示される ✗ 表示されない(ロゴのみ)
対応状況 Gmail・Apple Mail 等 2024/10時点では主に Gmail が対応
必要要件 どちらも DMARC(p=quarantine 以上)+ DKIM + SPF + SVG Tiny P/S ロゴが必要(共通)
価格 同額(VMCCMC ともに同一料金)

商標登録済みのロゴをお持ちなら、Gmail の青チェックも付く VMC が有利です。商標登録がない場合でも、継続使用しているロゴで CMC を取得すればロゴ表示が可能です。

BIMIのメリット

BIMI対応しているメールクライアント

メールクライアント ロゴ表示の条件
Gmail DMARC(p=quarantine or reject)+ マーク証明書(VMC または CMC)必須。青色「認証済み」マークは VMC のみ表示(CMC はロゴのみ)
Apple Mail(iOS 16以降) DMARC + VMC対応。ロゴ表示に対応
Yahoo! Mail (米国) DMARC + VMC対応。ロゴ表示に対応
Fastmail DMARC + VMCで対応
Outlook / Exchange 現時点では未対応(BIMI標準への対応を表明)

BIMI・VMC/CMCの導入に必要なもの

  1. ブランドロゴ(VMCは特許庁など公的機関での商標登録が必要商標登録がない場合は CMC で代替可=1年以上継続使用しているロゴ)
  2. SVG Tiny P/S 形式のロゴ画像(一般的なSVGとは異なる形式要件あり)
  3. DMARC の設定:DNSに DMARC TXTレコードを設定し、ポリシーを p=quarantine または p=reject にする
  4. マーク証明書(VMC または CMC)の取得:認証局がロゴと組織を審査して発行
  5. BIMI TXTレコードのDNS設定:取得したマーク証明書のURLを公開する

DMARCポリシーについて

DMARCはSPF・DKIMと組み合わせて使用するメール認証プロトコルです。
BIMI(VMC/CMCによるロゴ表示)を有効にするには、DMARCポリシーが以下の設定である必要があります:

DMARCポリシー BIMI利用 説明
p=none ✗ 不可 認証失敗メールを処理しない(監視モード)
p=quarantine ○ 可 認証失敗メールを迷惑メールフォルダへ
p=reject ○ 可(最も強固) 認証失敗メールを拒否

既にDMARCを設定していても、ポリシーが p=none のままではBIMIを有効にできません。
p=quarantine または p=reject に変更してください(変更前に影響範囲の確認を推奨します)。

BIMI DNS レコードの設定例

マーク証明書(VMC/CMC)取得後、以下のようなBIMI TXTレコードをDNSに追加します:

default._bimi.example.com. IN TXT "v=BIMI1; l=https://example.com/logo.svg; a=https://authority.digicert.com/vmc/example.pem"

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