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【SSL証明書】FAQ/情報

商標登録なしでメールにロゴを表示する方法 — CMC(コモンマーク証明書)

ページ更新日:2026/07/05

「Gmail の受信トレイに自社ロゴを表示したいが、商標登録はしていない」——そんな場合でも、あきらめる必要はありません。
CMC(Common Mark Certificate/コモンマーク証明書)なら、商標登録がなくても、1年以上継続して使用しているブランドロゴでメール受信トレイへのロゴ表示(BIMI)を実現できます。
本ページでは、CMC で認められるマークの条件、VMC との使い分け、取得の流れ、そして「まず CMC で始めて商標登録後に VMC へ移行する」という進め方までを解説します。

結論:商標登録がなくてもメールロゴ表示はできる

メールの受信トレイにブランドロゴを表示する仕組み BIMI では、Gmail など主要メールクライアントがマーク証明書(VMC または CMC)を要求します。
従来の VMC(認証マーク証明書)商標登録済みのロゴが必須でしたが、2024年に登場した CMC(コモンマーク証明書)商標登録不要です。
1年以上継続使用しているロゴであれば、認証局(デジサート)の審査を経て取得でき、Gmail の受信トレイに自社ロゴが表示されます。

CMC で認められるマークの条件

CMC は次のいずれかのマークで取得できます(BIMI Group の Mark Certificate Requirements に基づく分類)。

マーク種別 条件
継続使用マーク
(prior use mark)
1年以上継続して使用しているブランドロゴ。商標登録は不要。審査では継続使用の事実を確認できる証跡(自社Webサイトでの掲出履歴、日付が確認できる公開物・アーカイブ等)が確認されます。
修正登録商標
(modified registered mark)
登録商標を改変したマーク(配色変更・要素の追加など、登録済み商標そのままではないロゴ)。

ポイント:ロゴを作ったばかり(使用歴1年未満)の場合は継続使用マークの条件を満たしません。まずは自社Webサイト等でロゴの使用実績を積むか、商標登録を進めて VMC を検討することになります。
継続使用の確認方法など、個別のケースは お問い合わせいただければ丁寧にご案内します。

VMC との使い分け

  CMC(コモンマーク証明書) VMC(認証マーク証明書)
商標登録 不要(1年以上の継続使用マーク等) 必須(特許庁・USPTO 等の登録証。登録商標と同一と認められるロゴが必要)
受信トレイのロゴ表示 ○ 表示される ○ 表示される
Gmail の青色チェックマーク ✕ 表示されない(ロゴのみ) ○ 表示される(認証済みバッジ)
価格 297,000円/1年(税込) 297,000円/1年(税込・CMCと同額
商標出願中の場合 出願中は VMC の対象外。登録完了までは、継続使用マークの条件を満たせば CMC で先行してロゴ表示を始められます。

価格が同額なので、選択の軸は「商標登録の有無」と「青色チェックマークの要否」だけです。商標登録済みなら VMC、未登録なら CMC が基本の使い分けです。

取得までの流れと必要なもの

  1. DMARC の設定:送信ドメインの DMARC ポリシーを p=quarantine(pct=100)または p=reject にします(BIMI の必須条件)
  2. SVG ロゴの準備:SVG Tiny P/S 形式のロゴ画像を用意します
  3. CMC の申込み・審査:ロゴの継続使用状況と組織の実在性をデジサートが審査します(通常 1週間〜数週間)
  4. BIMI DNS レコードの公開:発行された証明書とロゴの URL を default._bimi.(ドメイン) の TXT に設定します

DMARC・SVG Tiny P/S・BIMI DNS レコードの具体的な設定手順は VMC/CMC証明書の取得・BIMI設定の完全手順ガイド をご覧ください(手順は VMC/CMC 共通です)。
現在の設定状況は BIMI / VMC・CMC 設定チェックツール(無料) で、BIMI レコード・DMARC・SVG ロゴ・証明書まで一括確認できます。

まず CMC で始めて、商標登録後に VMC へ

「商標登録は将来的に考えているが、ロゴ表示は今すぐ始めたい」という場合、CMC で先にロゴ表示を開始し、商標登録が完了したら VMC へ切り替える進め方がおすすめです。

商標登録がなくても、今日からメールロゴ表示の準備を始められます。
DMARC の設定からロゴの SVG Tiny P/S 準拠確認まで、弊社(エスロジカル)が丁寧にサポートします。

よくある質問

質問 回答
商標登録なしで本当にGmailにロゴが表示されますか? はい。CMC(コモンマーク証明書)は商標登録不要のマーク証明書で、1年以上継続使用しているロゴで取得できます。DMARC 強制適用と BIMI レコードの設定がそろえば Gmail の受信トレイにロゴが表示されます。ただし青色チェックマークは付きません(ロゴのみ)。
「1年以上の継続使用」はどうやって証明しますか? 自社Webサイトでのロゴ掲出履歴や、日付が確認できる公開物・アーカイブなど、継続使用の事実を確認できる証跡をもとにデジサートが審査します。個別のケースは弊社でご相談を承ります。
商標出願中です。VMCとCMCのどちらを選ぶべきですか? 商標出願中は VMC の対象外です。継続使用マークの条件を満たすなら、まず CMC でロゴ表示を開始し、商標登録完了後に VMC へ切り替えるのがおすすめです。DMARC・SVGロゴ・BIMI レコードはそのまま流用できます。
CMCからVMCへの移行は簡単ですか? 作業自体は、VMC を新規取得し BIMI レコードの a=(証明書URL)を差し替えるだけです。DMARC やロゴの設定は共通のため負担は小さく済みます。ただし VMC の対象は「登録商標と同一と認められるロゴ」のみです。改行の追加など登録商標に手を加えたロゴは修正登録商標(CMC扱い)となるため、移行を見据える場合は使用するロゴそのままの形で商標出願してください。

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