ページ更新日:2026/05/02
SSL証明書の失効(Revoke)とは、有効期限が切れる前に証明書を無効化する手続きです。
秘密鍵の漏洩やサーバー廃止など、証明書を継続して使用できない・すべきでない状況が発生した場合に実施します。
| ケース | 説明・対応 |
| 秘密鍵の漏洩・紛失 | 最も緊急性が高いケースです。秘密鍵が第三者に知られた可能性がある場合、その証明書は直ちに失効させ、新しい秘密鍵で再発行する必要があります。CA/Bフォーラムの規定では、認証局は秘密鍵漏洩の報告を受けた場合24時間以内に失効処理を行う義務があります。 |
| サーバーの廃止・移転 | 証明書を使っていたサーバーを廃止する場合や、証明書を別のサーバーに移して旧サーバーを停止する場合、旧証明書を失効させることを推奨します。 |
| 証明書の誤発行 | ドメイン名や組織名が誤って発行された証明書は失効させる必要があります。認証局側から失効処置が行われることもあります。 |
| 組織名・ドメインの変更 | 商号変更・ドメイン変更などにより証明書に記載された情報が実態と異なる場合、失効後に正しい情報で再発行します。 |
| 証明書の不正利用の疑い | フィッシングサイトや不審なサービスで自社ドメインの証明書が使われている可能性がある場合、早急に失効申請してください。 |
証明書が失効すると、認証局の CRL(証明書失効リスト) および OCSP(Online Certificate Status Protocol) に失効情報が登録されます。
ブラウザはSSL接続時にこれらを参照し、失効した証明書を使っているサーバーには警告(「この接続は安全ではありません」)を表示します。
※ ブラウザのキャッシュや OCSP レスポンスのキャッシュ(有効期間中)には古い情報が残る場合があります。失効直後は一部のクライアントで反映が遅れる可能性があります。
※ 秘密鍵漏洩の疑いがある場合、再発行ではなく失効+新規CSRでの再発行が必要です。再発行(Reissue)は既存の秘密鍵を再利用するケースもありますが、漏洩時は必ず新しい秘密鍵を使ってください。
以前はお客様操作による失効(Revoke)申請が可能でしたが、現在はできません。
失効をご希望の方は弊社までお問い合わせください。弊社にて認証局への手続きを代行いたします。
サイバートラストとスターフィールドの失効手続きについても、弊社までお問い合わせください。
| 手続き | 概要 | 有効期限 |
| 失効(Revoke) | 現在の証明書を無効化する。証明書は使えなくなる | 残り期間は消滅 |
| 再発行(Reissue) | 同じ有効期限で証明書を再発行する(CSR変更可) | 元の有効期限を引き継ぐ |
| 更新(Renewal) | 新しい有効期限で新しい証明書を購入・発行する | 新たな有効期限が設定される |
※ 失効した証明書は「更新」ではなく「新規購入」に相当します。失効後に新しい証明書が必要な場合は、再度ご注文いただくことになります。
関連ページ:
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SSL証明書エラーのトラブルシューティング