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【SSL証明書】FAQ/情報

Persistent DNS認証とは?1回のTXTレコード設定で再発行・更新を自動承認(DigiCert)

ページ更新日:2026/10/10

TXT レコードを一度設定すれば、更新・再発行のたびの DNS 再設定が不要になります。
Persistent DNS認証(DigiCert の DCV 方式 persistent-txt)は、固定の TXT レコードを認証局が毎回自動で再確認する方式です。従来の DNS認証 のように申請ごとにランダム値を設定し直す必要はなく、レコードを残しておく限り再設定不要です。有効期間の短縮(200日→100日→47日)で再発行が増えても、DNS の書き換えを自動化していない環境のまま運用できます。

項目 内容
対象商品 弊社デジサート系の SSL サーバー証明書すべて(DV:RapidSSL・QuickSSL Premium/OV:トゥルービジネスID・Secure Site・Secure Site Pro・スタンダード・サーバID/EV:トゥルービジネスID EV・Secure Site EV・スタンダード・サーバID EV。各ワイルドカードを含む)
設定するもの _validation-persist.(ベースドメイン) の TXT レコード1件(値は弊社の Account URI を含む固定文字列)。DCV範囲で FQDN を選んだ場合はホスト名ごと(設定先はどこ?)
ランダムコード なし。申請ごとの新しい値はありません
再発行・更新時 レコードが残っていれば、認証局が自動で再確認して承認します(再設定不要)
申し込み方法 注文フォーム・再発行画面・REST API(dcv=dns_persistent)。マイページの「認証方式の変更」「今すぐ確認」は DV 証明書のみ(OV/EV の申請中の方式変更は弊社までお問い合わせください)

設定するTXTレコード

認証対象のドメインごとに、次の TXT レコードを1件設定します。値(accounturi)は弊社アカウント固有の文字列で、下表に掲載しています(注文確認画面・受付メール・再発行画面にも表示)。ご注文前に設定しておくと、発注直後に確認が通りすぐに発行されます。

レコード名: _validation-persist.example.com
タイプ    : TXT
値        : digicert.com; accounturi=https://digicert.com/account/(下表の値)
TTL       : 300(または既定値)

弊社は DigiCert のアカウントを2つ使い分けているため、値はご注文の種類で2通りあります。該当する行の値をそのままコピーしてください。

Persistent DNS認証 TXTレコードの値(accounturi)
アカウント 対象となるご注文 TXTレコードの値
JP OV/EV のすべて(トゥルービジネスID・Secure Site・スタンダード・サーバID と各 EV/ワイルドカード)
DV で、コモンネームまたは SANs に .jp ドメインを含むご注文
digicert.com; accounturi=https://digicert.com/account/f547dc5736ee65f146d99e3a932670911f810ea38e13088b1e68b509964552ce
ROW
(JPドメイン以外)
DV(RapidSSL・QuickSSL Premium と各ワイルドカード、Thawte SSL123)で、コモンネーム・SANs に .jp ドメインを含まないご注文
digicert.com; accounturi=https://digicert.com/account/d37823bcbd30e2d0f622e7f904a66ee03c77f234251142ddb0846b91f06a5885

設定先はどこ?(ホスト名と DCV範囲による)

既定(DCV範囲「自動」)ではベースドメインに1件です。同じベースドメインなら、以後どのホスト名のご注文・再発行でも同じレコードが使われます。 DCV範囲で FQDN を選ぶとホスト名ごとに1件になります。

注文するホスト名 既定(ベースドメイン) DCV範囲=FQDN を選んだ場合
www.example.co.jp _validation-persist.example.co.jp _validation-persist.example.co.jp
(www オプションあり/自動のため www を除く)
server1.sub.example.co.jp _validation-persist.example.co.jp _validation-persist.server1.sub.example.co.jp
*.sub.example.co.jp(ワイルドカード) _validation-persist.example.co.jp _validation-persist.sub.example.co.jp
(*. を除いたドメイン)
SANs に別のベースドメイン(例 shop.example.jp) _validation-persist.example.jp を追加(ベースドメインごとに1件) ホスト名ごとに1件

ご注文から発行までの流れ

  1. 注文フォームのドメイン確認方法で「Persistent DNS認証」を選びます。確認画面と受付メールに、設定する TXT レコードが表示されます。
  2. DNS に TXT レコードを設定します(ご注文の前後どちらでも可。先に設定しておくと発注直後に発行されます)。
  3. 認証局が DNS を自動確認します(ご注文直後は10分おき、翌日は30分おき、2週間以降は1時間おき)。DV は、マイページ注文一覧の「Persistent DNS認証を今すぐ確認」で早めることもできます。
  4. 確認が完了すると証明書が発行され、メールでお届けします。

再発行(無償再発行)や更新でも同じレコードが使われます。認証の有効期間は9日間ですが、期限が切れていてもレコードが残っていれば認証局が自動で再確認するため、お客様の作業はありません。

注意点

API で自動化する場合

REST API では、注文・再発行の certificate.dcv に dns_persistent を指定します。設定すべきレコードは GET /ssl/api/v1/dcv/persistent?common_name=www.example.com で事前に取得でき、再発行の応答にも dcv_records として返ります(この方式では token は空です)。
一度レコードを置いてしまえば、以後の再発行は API を呼ぶだけで人手も DNS の書き換えも不要になります。

# 設定すべきレコードを取得(DV。コモンネーム・SANs の .jp の有無でアカウントが決まります)
curl -s "https://www.slogical.co.jp/ssl/api/v1/dcv/persistent?common_name=www.example.com" \
  -H "Authorization: ApiKey YOUR_API_KEY"

# OV/EV の再発行前に取得する場合は product に商品コードを指定(OV/EV は日本向けアカウント固定)
curl -s "https://www.slogical.co.jp/ssl/api/v1/dcv/persistent?common_name=www.example.com&product=tb01" \
  -H "Authorization: ApiKey YOUR_API_KEY"

# 再発行(Persistent DNS認証)
curl -s -X POST "https://www.slogical.co.jp/ssl/api/v1/orders/12345/reissue" \
  -H "Authorization: ApiKey YOUR_API_KEY" -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"certificate":{"csr":"-----BEGIN CERTIFICATE REQUEST-----...","dcv":"dns_persistent"}}'

📌 関連ページ:
DCV(ドメイン所有権確認)の方法:DNS・ファイル・メール認証の違いと手順
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