ページ更新日:2026/06/14
CABフォーラムの決議によりSSL証明書の有効期限は段階的に短縮されます。
このページでは、有効期限短縮が実際の運用にどう影響するか、そしてどう対応すればよいかを解説します。
| 時期 | 証明書の最大有効期限 | DCV再利用期間 |
| 〜2026/03/14 | 398日 | 398日 |
| 2026/03/15〜 | 200日(199日) | 200日 |
| 2027/03/15〜 | 100日(99日) | 100日 |
| 2029/03/15〜 | 47日 | 10日 |
※DigiCert(デジサート)グループは2026/02/25から199日上限で先行対応済み。
※DCV再利用期間についての詳細は DCV再利用期間の変更 をご参照ください。
弊社では1年・2年・3年のマルチイヤープランを提供しています。
マルチイヤープランでは、購入期間(契約期間)と証明書1枚あたりの有効期限は別物です。
| 購入プラン | 従来(〜2026年2月) | 現在(2026年3月〜) |
| 1年プラン | 1枚で1年をカバー | 1枚で最大199日のため、1年内に途中でDCVと再発行が必要 |
| 2年プラン | 1枚で397日、残り期間は2枚目を発行 | 最大199日なので2年間で最低3回の再発行が必要 |
| 3年プラン | 1枚で397日、以降は再発行 | 最大199日なので3年間で最低5〜6回の再発行が必要 |
マルチイヤープランは価格の割引メリットがあります。ただし、証明書の再発行のたびにDCV(ドメイン認証確認)が必要です。
詳しくは マルチイヤープランとは をご参照ください。
最も現実的な対策は、弊社のAPI自動注文(REST API)の活用です。CSR作成から証明書の申請・取得・再発行までをシステムから自動化でき、47日時代の運用工数を大きく削減できます。
詳しくは 当社API自動注文ドキュメント をご参照ください。
ACME(Automatic Certificate Management Environment)プロトコルは、Certbot・acme.sh・Caddy などのクライアントから自動でDCVと再発行を行う仕組みです。弊社では既存ACMEクライアントからの自動取得・自動更新に順次対応を予定しています(現時点では未提供)。
仕組みの詳細は SSL証明書の自動更新・自動発行とACMEプロトコル をご参照ください。
自動化が難しい環境(IISサーバー、商用ホスティングなど)では、証明書の有効期限が近づいたら弊社からメールでアラートを送信します。
有効期限の60日前・30日前などに通知されるため、アラートに気づいた時点でDCVと再発行を行ってください。
詳しくは 更新アラートについて をご参照ください。
DCV方法としてDNS認証(CNAMEレコード)を選択し、あらかじめCNAMEレコードをDNSに設定しておくと、
再発行のたびにDNS変更する手間を省けます(一度設定すれば使い回し可能)。
ただし、DCV再利用期間の短縮(2026年以降は200日)により、再利用できる期間が短くなっています。
詳しくは DCV(ドメイン認証確認)の方法 をご参照ください。
2026年3月15日以前に発行済みの証明書は、その有効期限(最大398日)のまま使用できます。
次回の再発行(更新)から新しいルールが適用されます。
はい、価格の割引メリットは引き続きあります。
ただし、再発行の回数が増えるため、弊社APIによる自動化と組み合わせるか、更新アラートを活用して計画的に再発行を行う必要があります。
詳しくは マルチイヤープランのメリット・活用方法 をご参照ください。
はい、CABフォーラムの規定はすべての認証局に適用されます。
サイバートラスト iTrust も2026年以降の再発行では有効期限が199日以内になります。
詳しくは サイバートラスト iTrust 2025年の変更点 をご参照ください。
47日有効期限になると、年約8回(おおよそ47日ごと、月1回未満)の更新が必要になります。
このレベルの頻度では人手による管理は現実的でなく、自動化が事実上必須になります(まず弊社API自動注文、ACMEは弊社で順次対応予定)。
今のうちに自動化を検討・準備しておくことをお勧めします。